前回の記者会見の模様の続きをお伝えしよう。
 
「それでは、今回チームの中で最も若いMrKにお伺いいたします。筑波で初めてライドした
 
CB100SBはいかがでしたか。」
 
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「まず我々は非常に有利な条件でレースに臨むことになる。それはチームオーナー自らが
 
我々のチームライダーだということだ。同じチームながらもう一台のCBR100RRとのマシンポテンシャル
 
の差は歴然だ。何しろレース予算の全てを支配するチームオーナー自らライドするマシンだから
 
当たり前の結果だろう。」
 
「彼らのマシンは10,000rpm位が限界らしいが、我々のマシンはストレスなく12,000rpmまで回る。
 
ストレートスピードも我々の方がはるかに速い。この事実は非常にハッピーなことだ。」
 
 
3回目の走行でクラッシュをしたようですが?」
 
 
「クラッシュする前の周回で僕は自己ベストをマークしたんだ。
 
僕のポテンシャルからすればまだ詰められると思った。更なるアタックを試みたが、
 
フロントタイヤが僕のライディングについてこれずグリップを失いスリップしただけだ。ノープロブレムだ。」
 
 
「エビスに引き続きのクラッシュとなりましたが?」
 
 
「しつこいぞ。ノープロブレムだ。」
 
「レッカー車の乗りごごちはいかがでしたか。」
 
 
「Youはどこのメディアだっ!ノープロブレムだっ!」
 
 
「じゃあ、テンチョーはどうよ。」
 
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「どうよ?…なんだ藪からスティックに、しかもタメ口でチミは。」
 
 
「感想聞かせろよ。自分が乗るからって相当金掛けてるらしいじゃん。」
 
 
「じゃん?…まあいい。我々のマシンCB100SBについてコメントしよう。」
 
 
「CBじゃなくてエイプだろ、もういいよ飽きてきた。最後にヨーイチコメントをお願いします。」
 
 
 
「へっ?ヨーイチ?ウチにヨーイチなんて選手いたっけ?まさかあの陽一?
 
 
 
2000年・2001年WGP125ccでランキング2位のあの陽一?
 
 
 
宇井陽一選手がウチで走ってくれるの?聞いてないけど?」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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「戦場ではぁ        まだ小さな子供たちがぁ      小銃を持ってぇ     」
 
 
「渡部 陽一 かーい!!」
 
 
「もういいです。質問を終わります。」
 
 
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「なんだっ!チミはっ!ボクがまだしゃべってないじゃないか!
 
しかも戦場カメラマンはウチでは走らんぞ!」
 
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