一夜明けた17日はてんちょーの願いが神様に届き朝からピーカン

イメージ 1


















太陽さんさん


イメージ 2

















ギラギラと紫外線が照り付ける中一行は出発の準備です







「ふう…今日は一段と暑くなりそうだ…熱い一日になるな…」










「なあ、言ってて悲しくなんねーか…」


「明らかに写真の様子と違うよな…」


「何で皆カッパ着てんだ!ってことですよ!!」


「オレは着ないよ」


「オマヘはいいよ勝手にしろよ!」

イメージ 3

















こうして小雨降る中宿を出発した御一行を待ち受けていたのは高速道路上での、どしゃ降りの雨でございました


唯一上下とも合羽を着ていなかったてんちょーはもうパンツまでずぶぬれで休憩場所のパーキングエリアへ


さすがに合羽を着ながら、てんちょーはここで迷いはじめます…


ここまで雨が強いと、この後の牡鹿半島からの雄大な眺めも期待できずコバルトラインを走ること自体楽しいのかしらん?


楽しい訳ね―んじゃね!


お客様ももうここまで来てイヤになっちゃってんじゃないのかしらん?


こんなに濡れてもうウンザリじゃね!


こうなったら直接向かえばここから30分の場所にあるダンボルギーニだけ見て帰るという選択肢の方が良いんじゃないかしらん?


でしょうね、とっとと帰ろ―ぜ!


昼食は帰りの高速のサービスエリアでいいんじゃないのかしらん?


ああ、それでいい、ナイスな選択だ!


と、ご参加いただいた皆様のためにと思って以上の選択を提示しましたところ


ぱしっ!


イテッ!


「何言ってんだ!リーダーがそんなこってどーする!!」


「お、オトジャ」


「俺たちは、あんたを信じてここまで付いてきてんだ、この先も信じて付いてくぜ」


「これから晴れんだろ、てんちょーさんよ、あんたそう言ってたじゃないか」


「Sさん…」


「ワインディングも濡れてるくらいがスリリングでちょうどいいじゃねーか」


「Kさん…」


「被災地で飯食うのもわずかかもしんねーが俺たちに出来る支援だろ」


「Nさん…」


「このまま何も持ち帰らず帰ったんじゃトランポ組に笑われるぜ、『だからツーリングなんかしねーで車載で走行会だけ楽しめばよかったろっ』てね」


「Kさん…」


「このまま帰ったら私たち何しに来たのって感じになっちゃいますよ」

「Oさん、Iさん…」

「み、みんな…」

「みんなの気持ちはよくわかりました、ていうか、アニジャがそう言えって言うもんだから、そそのかされて…帰りたいって言うもんですから…」












お、俺ェェェ





「そんな根性無しのアニジャの言うことなんか聞いてねーで予定通りのコースでいきましょうや」


「ようし!しゅっぱーつ!この先も雨足が強くなりますよー!覚悟はいいですか!」




「ちぇ…なんだよソレ…」



こうして予定通りのルートを進み昼食場所のおしかのれん街へ到着

イメージ 4



















イメージ 5



















イメージ 6




















この頃には雨も上がり僅かに太陽も顔を出しちょっと暑いくらいに


みな濡れた装備を乾かします

イメージ 7



















イメージ 8























おしかのれん街は被災した商店など16店舗が入居しており、捕鯨の町鮎川ならではの鯨肉や魚介類、鯨の歯を使用した伝統工芸品などを販売しています。

イメージ 9



















御一行は郷土料理である鯨料理をはじめ金華山漁場で獲れた新鮮な魚介類を使った昼食を思い思いに頂きました

イメージ 17

イメージ 10





















イメージ 11























昼食を終えた御一行はいよいよ快走ワインディング、コバルトラインへ


半分くらいの区間は路面もドライとなり気持ち良く走り抜け終盤に大六天駐車場へ


ここから望む女川湾の素晴らしいことと言ったら…


ご覧ください

イメージ 12






















これは明らかに嘘だろ


すみません…


こうでした…
イメージ 13























「まあた、つまんないこと言っててんちょー困らせてんのか!!」

「きっとこうだったんだろうなって想像すんだよ!」

「次来た時の楽しみが残ったろが!」


み、みんな…ありがとう…


なんだよなんだよ俺だけ悪者にしやがって!


次なる目的地はシーパルピア女川


目当てはてんちょーが特に見たかったダンボルギーニ!

イメージ 14























宮城県女川町は町の8割が津波によって流されてしまったのだそうです

震災からおよそ4年後の、2015年3月21日に新しいJR女川駅が完成しそれに伴って同年、2015年12月には、女川駅前商店街「シーパルピア女川」も開業したそうです

そしてここで震災後仮店舗で営業していた町内商店街が再スタートを切ったと言うことです

現地の想いは復旧ではなく復興だそうですが、今回下見をしたのが6月29日。本番の7月17日には事前に確認した道がすっかり変わっており焦りながらも看板を頼りに現地に到着しました

たった数週間でこうも街が変わるのかと驚きです


御一行はダンボルギーニが展示してあるKONPO'S FACTORYへ


スペースのその殆どがダンボルギーニに占領された店内に入るや否や

イメージ 15





















うおおおおおお!コルトパイソンじゃねーかぁぁぁ!!

イメージ 16





















スーパーカ―世代のてんちょーではございますがそれを上回るほどのガンマニアのてんちょー


だって、僕たちの頃のランボルギーニは カウンタック、ミウラ、イオタ ですもん


ダンボルギーニには目もくれず、思わずその黒光りするGUNを手に上機嫌でございます

イメージ 18























早速段ボールで作る昆虫&コルトパイソン8インチモデル(通称ハンターバイソン)を購入


さらに、おおっ


ガンダムヘッド!

イメージ 19




















ザクヘッド!しかもシャア専用!


と思ったら社長専用…てことは俺専用だなこれも購ちゃる!!

イメージ 20




















ですが残念ながらこちらは大人の事情で非売品

撮影用にかぶっても良いということでしたのでここはアニジャに…

イメージ 27




















周りから

「その手に持ってんのどっかに置けよー!」

イメージ 21




















「ヘルメットずれてんぞ!」


「上着脱げよ!」

イメージ 22



















「もっとガンダムっぽく立てよ!」


と散々注文されて撮ったのがこちらの写真

イメージ 6



















































ぷぷっ

カッコワリ…

なんかダウンタウンの浜ちゃん感満載だな…

本人その気でポージングしてるだけに悲劇とも言えるな…


こうして一同段ボールのその秘めた能力にただただ驚くばかり…

イメージ 23



















イメージ 24



















イメージ 25




















こうして一部ルート変更を余儀なくされたもののほとんど予定通りのスケジュールをこなし帰路につく一行


皆様のバイクを楽しむ姿勢に支えられながら…

イメージ 26





















てんちょー9時には帰宅

ホントに楽しかった2日間

今度は鯨肉買って帰りたい…

コバルトライン、晴れ渡った日にまた走りたい…

大六天駐車場からの女川湾をこの目で見たい…

今回走れなかったリアスブルーラインも走ってみたい…

そして、常磐道を使って帰りたい…バイクで…

また行きたい…

イメージ 28




















だからオレばっかワルもんにすんのもうヤメねーか…