皆さんご存知の方も多いと思いますが北野武さん映画初監督作品。
てんちょーも見ましたが、正直あまり印象には残っておらずストーリーも殆ど思い出せません。
今日はこの映画の話ではなく、オートショップアオヤマレーサーズの凶暴な男の話。
20年前、某チームで先輩後輩の仲だったてんちょーとその男。
その男、鈴鹿4耐へ向けてのレーシングスクールでインストラクターから
「あんな走り方してたら何れ死んでしまう。」と言われ
その男、案の定その後の鈴鹿の練習走行で、てんちょーの個人所有のCBR400RRを木っ端ミジンコに。
鋼の骨を持ち怪我一つしないその男、鈴鹿からの帰り道立ち寄ったcoco壱で1400gのカレーを数分で平らげ
サーキットではなくcoco壱でコースレコードを樹立した。
(当時は1300g以上20分以内に食べれば無料となりました。)
ある時はサーキットへ向かうその男運転のトランポの助手席でてんちょーが寝ていると、
「ゴン!」
衝撃で目を覚ましたてんちょーが「なにごとかと」ふと運転席を見れば既にその男の姿そこに無く
外に出てみると信号待ちで停車していたトランポに後ろの車が追突した様子。
その男、追突した車の運転席に座ったままの運転手の首根っこを掴み上げ前後左右にブルンブルン振り回している。
すでに運転手は白目をむいてグッタリ…
またある時は、てんちょーがグアムの実弾射撃場へ連れてゆけばその男50口径のてっぽーを撃ちたいと言い出し、
射撃場のオーナーから「初めて撃つシロートに50口径は無理だ…」と言いかけられるも
その男の腕の筋肉を確認したオーナーからあっさりOKをもらい、
野外射撃場で50口径のてっぽーを、うれしそうにブッ放し…
翌日、海でジェットスキーに乗ればその男、レーサーの血が騒ぎ出し、お祭り状態に。
暴走、暴走、大暴走。
とても初めて乗る島国からやってきた観光客の出すスピードとは思えない速度でのコーナーリングを試みるも
あえなくジェットスキーから放り出され海面に叩きつけられるその男に現地インストラクターも大激怒。
顔を真っ赤にして怒っているその表情は万国共通だが
怒鳴っている言葉が英語だけに全く意に介さないその男は涼しい顔。反省の色全くナシ。
書き出せばキリが無いが、その男から7月開催のミニバイク耐久のNSFチームのみーちんぐを行うので
てんちょーにも来て欲しいとの電話があった。
みーちんぐの内容は、参加ライダーたちに「俺が乗る以上優勝しかない!」
「マシンを速くして、ただただ練習あるのみ!おまへらにその覚悟があるのかっ!」
「その日は仕事で練習にいけない…とかは認めない!やる気の無い者は今すぐここから立ち去れぃ!」
とその男、確認したいらしい。
「レースは勝ってナンボ!優勝以外は全てゴミだ!」
とその男、確認したいらしい。
要はラブを注入…
じゃなかった、闘魂を注入したいらしい。
エイプチームのてんちょーは傍観者として今晩繰り広げられるであろうコントを見に行くつもりだ。
ちなみにその男、このチームオーナーでもなんでもない…