2011年02月

26日土曜日にCBR600RRのお客様が伊豆の伊東市で事故。
 
 
モトハシメカが午後6時にスクランブル発信!
 
 
帰ってきたのは日付が変わって午前1時。
 
 
ご苦労様です。
 
 
翌日「てんちょーすみません高速ではね石が当たってフロントガラスに傷が…」
 
 
「しゃーない、しゃーない、不可抗力じゃ」と言ってあげたっきり忘れていたてんちょー。
 
 
そして本日、
 
 
いつも塗装をお願いしているPsファクトリーさんにお客様のCB1300のカウルを持って塗装の打ち合わせに向かうべく国道4号線を走っているとフロントガラスのてんちょーの目線のやや下に直径1Cm位の傷。
 
 
「あーこれかぁ 修理(補修)に出さないとだめかなぁ」と思って運転していると、
 
 
ピシッ
 
 
んっ
 
 
ピシッ
 
 
あれっ
 
 
傷がちょっと左右に伸びたような気が、気のせいか?
 
 
ピシッ
 
 
いやっ、傷が伸びてるぞっ
 
 
ピシッ
 
 
 
げっ!間違いない!どんどん傷が左右に伸びてるぅっ!
 
 
 
運転中にもかかわらずガラスの傷の端っこを凝視すると、1秒に1mm位の速さでどんどん左右に傷が広がっていくぅぅっ!
 
 
ああっこのままじゃまっぷたつになっちまうぅぅっ!
 
 
ビシッ
 
 
ああっ!止まれ!そこで止まってくれ!!
 
 
 
映画好きのてんちょーの頭の中ではほんの数分後に起こるであろう惨劇がハリウッド映画張りに映し出される。
 
 
 
地底に隠れていた宇宙人が地表に出現する際に大地を揺るがし、伸びていく地割れが地球の終焉を予感させるがごとく
 
 
ゆっくりとそして、確実に亀裂は左右に到達しフロントガラスはまっぷたつに割れガラスが砕け散る。
 
 
砕けたガラスからバイク屋てんちょーのその命とも言えるイケメンフェイスを守るべく手で覆おう!
 
 
勢い良く砕けたガラスはてんちょーの腕に無数に突き刺さる!
 
 
てんちょーの腕にはざっくり開く傷口!
 
 
とっさにアーミーナイフの底から針と糸を取り出し運転しながらおのれの腕の傷を縫合するてんちょー!
 
 
しかしハンドル操作を誤り急ハンドルを切る!
 
 
ホンダが誇るミッドシップスポーツ「アクティ」のタイヤが吼える!
 
 
なぜかたまたまそこに設置された傾斜のついた台に乗り上げ宙高く回転しながら舞い上がるアクティ!
 
 
空中で2回転したあと4号ハイウエイのアスファルトの上に叩きつけられ、横転!
 
 
運転席のドアを蹴り上げ車外へ出るてんちょー!
 
 
即座に横転したアクティの後ろに身を隠しホルスターからガンを抜きセーフティを解除!
 
 
そこへ後続のガソリンを満載したタンクローリーが迫る!
 
 
てんちょー静かにガンを構え何の罪も無い運転手に1発!
 
 
立て続けにタンクローリーの車輪に6発連射!
 
 
 
チャリーン…
 
最後の薬莢が地面に落ちる…
 
 
 
間一髪アクティの直前でバランスを崩し横転するタンクローリー!
 
そこへ次々と後続車両が衝突!!
 
 
爆発!
 
 
炎上!
 
 
吹き上がる炎!
 
 
立ち上る黒煙!
 
 
回避した一般車が衝突し、なぎ倒した消火栓から吹き上がる水柱!
 
 
マグナム片手に銀行強盗を追い詰めるハリーキャラハン!
 
 
迫り来る巨大隕石!
 
 
あんなに信じていたのにてんちょーをあっさり裏切る女スパイ!
 
 
アクティに迫る火山溶岩!
 
 
上空には現場をもろとも壊滅すべく攻撃命令が下った核ミサイル搭載のアメリカ空軍機が近づいてくる!
 
 
海からは巨大な津波が!
 
 
炎上するタンクローリーからはメタルボディーと化した運転手がてんちょー迫り来る!
 
 
てんちょーのガンにはもう弾が無い!
 
 
「ガッデーム!俺の運もここまでか…」
 
 
地球に残してきた家族のために…
 
 
静かに爆破スイッチを押す…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
そんな妄想中に傷は既に全長50Cm程に!
 
 
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「イカン!このままじゃターミネーターにヤーラレーターになってしまう!」
 
 
とっさにコンビニの駐車場へ非難!
 
 
Hondaディーラーに務める同級生に緊急連絡!
 
 
なかなか取り次ごうとしない交換手に苛立つてんちょー
 
 
「私はオートショップアオヤマのてんちょーだ!」
 
 
「危険が迫っている!さっさとつなげ!君も、君の家族も後悔することになるぞ!」
 
 
やっと電話口に出た同級生からは衝撃の言葉が…
 
 
「大丈夫、大丈夫そのまま走っても大丈夫だから、ホンダ学園で習ったでしょ。新しいガラス手配しとくね」
 
 
ガチャ…ツーツーツー。
 
 
「へっ?」
 
 
 
「さてはバイクネタが尽きてきたな」と心配してくれた皆様と
 
こんなふざけたブログを最後まで読んでくれた皆様に捧ぐ…
 
 
 
THE END
 

ハア…ハア…
 
 
前回に引き続き、またまたヘンタイてんちょーを興奮させる一品が…
 
 
既にレーサーでテスト中の1mmオーバーサイズのJEピストンの2ロット目。
 
 
ぴ・す・と・ん…なんと言う響き…ハア…ハア
 
 
シリンダーの中を激しく往復運動を繰り返す…ぴ・す・と・ん…
 
 
ぴ・す・と・ん・う・ん・ど・う…ぐふっ…
 
 
がくっ…
 
 
こんなエロ男爵のブログなんてもう終了だな…
 
 
 
最近若い女性のお客様が少なくなったのもてんちょーがエロ男爵だからだな…
 
 
 
次回からは「オートショップアオヤマのブログ~走れエロ男爵~」にタイトル変えるかな…
 
 
 
 
そんな訳で今回はJEピストンのネタ。
 
 
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テスト中のピストンは2レースほど使用し、ピストンの状態は概ね良好ですが、ピストンクリアランスの設定に若干の修正が必要となっており、もう一つ二つクリアランスのテストをすべくシリンダーをかき集めております。
 
 
現状でピストンの方は問題ないので殆どこの状態で発売できるかもしれません。(未定ですが)
 
 
発売時期、価格については既に数件お問い合わせを頂いておりますが、まだ詳細は未定となっており、
明確にご返答出来ず申し訳ございません。
 
 
今回はちょっとだけですが仕様をお伝えいたします。
(あくまで現状の状態ですので、仮に市販された場合仕様変更される可能性がありますのでご了承下さい。)
 
 
重量は224g
 
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参考までに手元にある新品STDピストン(0.25mmオーバーサイズ)重量が232g
 
 
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今度機会があればピン、クリップ、リング込みでもう少し精密に測ってみます。
 
 
圧縮比は11.5:1のハイコンプ
 
参考までにSTDが9.6:1
 
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ざっくりな計算ですが、ノーマルサイズの78mmピストンで1.4mm面研相当くらいでしょうか。
 
 
それではまた次回…。
 

 
ハア…ハア…
 
今日もヘンタイなてんちょーを興奮させるアイテムが手元に…ハア…ハア…
 
 
今回は皆さんついて来なくて結構です。ハア…ハア…
 
 
ここいら辺でヤメテおいた方がよいと思ひます
 
 
てんちょー暴走します。
 
 
 
 
 
先ずは近々発売されるタニオコバ製M4A1(もでりゅがん)のカートリッジ×50発ハア…ハア…
 
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この夏もHご夫妻宅で開催されるであろう「東京湾大華火祭を高層マンションのリビングから見ようパーティ」
 
 
 
そのリビングで一気に2マグ分ブッ放すんだ…ハア…ハア…このカートが一気に宙に舞い散るんだ…
 
 
 
最近買ったらしいH夫妻が愛してやまない自動掃除機「ルンバ」…
 
 
コイツに…
 
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コイツを貼り付けて…
 
 
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そうだ…逃げろ、逃げろ リビングの塵を吸い込みながら逃げまどうがいい…
 
 
どこへ逃げても、どこまででも追いかけて必ずオマヘのボデーに風穴を開けてやるじぇ…
(注:ちなみにタマは出ません)
 
 
 
今から楽しみだぜ。へへへ…
 
 
 
次の品は版権フリーの萌えキャラ素材集 ハア・・・ハア・・・
 
 
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このデーターの萌えキャラをオイラのCBレーサーに散りばめて萌えキャラちゃんと一緒にレースに出るんだぁ・
 
 
まさに男くさい鉄フレームの祭典テイスト・オブ・ツクバに新風を吹き込むじぇ…
 
 
今年の東京モーターサイクルショーでお披露目だ…ハア…ハア…
 
 
同時期、隣で開催されているであろう東京国際アニメフェアとの異文化交流だ…
 
 
ハア…ハア…モエェェ~
 
 
そして次なる品はCB1300用エンジンハンガー ハア…ハア…
 
 
今回は特注レッド&ロゴ無しラバーマウントVer…
 
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よーし後ろも見ちゃうぞ…ハア…ハア…
 
 
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アルミの無垢からの削りだし…この眩いばかりのルックス…このひんやりとした手触り…
 
 
削りだし金属フェチのてんちょーには辛抱たまらん…ハア・・・ハア・・・
 
 
過去にはブルーVer&ロゴ入れラバーマウントVerにも興奮したじぇ…
 
 
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レーサーにはブラックVer&リジットマウントタイプ…ハア…ハア…
 
 
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もう…たまらーん!!!!!
 
 
ガクッ・・・・
 
 
 
 
 
 
 
こんなヘンタイてんちょーがお届けするブログ…きっと永くは続かないことでしょう…
 
 
見てくれる人も激減することでしょう…
 
 
削除されたりして…
 
 
ちなみにたま~にお問い合わせ頂くエンジンハンガーですが、リアのみ単品ですと26,250円(税込み)
 
 
リジットタイプ33,075円(税込み)でオーダー受け付けております。
 
 
CBの軽量化に!ドレスアップに!如何でしょうか!
 
 
こんなヘンタイてんちょーがお勧めするパーツですがゼシ…
 
 
PS東京モーターサイクルショー2011でのデビューを目指しB1300用ニューパーツ開発中!!
  あまり期待せずお待ち下さい。
 
 

本年2つ目のイベント日光冬合宿(スノーモービルツアー)てんちょー担当の1日目が終了しました。
 
 
11日夕方に参加申し込みを頂いたお客様を乗せ、お店を出発。
 
 
雪降る東北道をひた走ります。
 
 
走行車線に雪は積もってはいませんが車の通らないセンターライン付近は薄っすら白い状態。
 
 
車線変更がちょっとドキドキ。
 
 
宇都宮から日光宇都宮有料道路で日光へ。
 
 
こちらは一面積雪。今年初めてスタッドレスタイヤでの走行のてんちょーは、たくさんドキドキ。
 
 
途中、車が一台もいない日光パーキングへ。
 
 
ビビリーなてんちょーは何時も雪道を走るときの習慣で、広い場所を見つけて急ブレーキ、急発進、急ハンドルを繰り返しスタッドレスタイヤの具合を確認しないとビビッてビビッて走れないのです。
 
 
日光パーキングでお客様に了解を得てタイヤの具合を確認しつつ、練習練習また練習。
 
 
実は新潟出身のナミキメカから、「てんちょーのスタッドレス何年使ってます?もう終わってますよ。」と言われていました。
 
 
助手席には、車の運転を殆どしたことが無く、雪道の高速道路も初めてというお客様。
 
体が固まっているお客様にタイヤが終わっているという話などできるわけも無くたわいも無い話をしながらホテルに無事到着。
 
 
 
レンタカーでご参加のお客様と合流し、晩御飯を食べに。
 
 
美味しい串焼きと美味しいアルコールにあっという間に3時間以上の楽しい時間が過ぎホテルへ。就寝。
 
 
翌朝は、一晩中降った雪でさらに積雪。
 
 
まさにパウダースノー。車の屋根にも20Cm位。
 
 
サラサラの雪に興奮。しかし…
 
 
これが後に我々を苦しめることに…
 
 
ハンドルを取られドリフト走行しながら旧霧振有料道路を走り大笹牧場へ。
 
 
てんちょーが昔アコードで雪道走行中にスリップして運悪くガードレースの切れ間から谷底に転落しフロントガラスがめちゃめちゃになってひしゃげた車から奇跡的に脱出し、崖を駆け上がったところを偶然通りかかったタクシーに助けを求めたと言う武勇伝を話そうと思いましたが、
 
助手席には、車の運転を殆どしたことが無く、雪道の山道も初めてというお客様。
 
体が固まっているお客様にそんな武勇伝など話せるわけも無くたわいも無い話をしながら大笹牧場に無事到着。
 
 
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今回はライセンスを新たに取得される方と既に去年ライセンスを取得したてんちょー他数名。
 
 
午前中はライセンス講習。座学1時間+実技1時間30分ほど。
 
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お昼は大笹牧場のレストランで昼食。お勧めはジンギスカン。
 
 
ライセンスは持っているものの1年振りですっかり操作を忘れているてんちょーは午前中にライセンスを取られたお客様へ質問攻め。
 
 
「アクセルってどこに付いてましたっけ?」
 
 
「ブレーキってどこに付いてましたっけ?」
 
 
こんなことでツアーに出かけられるのか…?
 
 
そんな不安を抱えつつ、午後はいよいよツアー。
 
 
去年乗りに来た時は、あまり積雪も無く、ややアイスバーン状態。
 
 
事前にインストラクターから聞かされていた、転倒や、スタック等も殆ど無く、ちょっとナメてました。
 
 
今年のスノーモービルコースは、新雪で積雪50Cm位。
 
 
歩くと場所によって膝までスッと埋まります。
 
 
ここまでで詳しい方はこの後トーシローなモービル乗りに何が起こるか想像出来ると思います。
 
 
あらためてインストラクターにエンジン始動までの手順を教わり、(ライセンス持ってるのにスミマセン)
 
 
いよいよ、インストラクターの後ろに連なってツアースタート!!
 
 
走り出してしまえばなんとなく走り方も思い出し、新雪の牧場を気持ちよく走行。
 
 
この時点で去年よりはるかに楽しい!!。
 
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(注 この後の画像はありません。撮っている余裕がありませんでした。)
 
 
「やっぱり新雪の方が楽しいんだなぁ」と思いつつインストラクターの後ろを付いていく。
 
 
と、突然前面に広大な登り斜面。手前でインストラクターからここで待ての合図。
 
 
先にインストラクターが斜面を駆け上り、上から大きく手でOKサイン。
 
 
登り斜面は、昨年唯一スタック(駆動キャタピラが雪に潜ってしまい動けなくなる)した場面。
 
 
その後練習を繰り返し去年は、斜面もすいすい登れるようになっていたてんちょーは、自信満々。
 
 
去年練習した斜面よりはるかに広く高さもありますが、余裕余裕なてんちょー。
 
 
「うおりゃぁぁっ!! 行けーっ!! アクセル全開!! 天まで登れぇぇぇっ!!」
 
 
「唸れ!!2サイクル400ccヤマハエンジン!!」
 
 
「普段はホンダの販売店のてんちょーだが、今日はオマヘに全幅の信頼を寄せてるぜっ!!」
 
 
しかし…
 
 
てんちょーの願いむなしく…
 
 
中腹過ぎた辺りから徐々にスピードが落ちていくマシン…
 
 
真っ直ぐ進入したのに徐々に斜めになるマシン…
 
 
「これ登ってくれたらヤマハのバイクも売るからぁぁぁっ」
 
 
「あーっ、登れ!!、登ってくれ!! 下でお客さんが見てる!!」
 
 
「男を見せてやれ!オレ!!」
 
 
「根性見せろ!ヤマハエンジン!!」
 
 
ずさっ。
 
 
どてっ。
 
 
ぐしゃっ。
 
 
転倒。
 
 
てんちょー、マシンの下敷き。
 
 
身動き取れない。(決してヤマハのマシンのせいではありません。)
 
 
2009年テイスト・オブ・ツクバでの1コーナー。転倒しCBの下敷きになったことが脳裏に蘇る。
 
 
上からインストラクターが降りてきてくれて引きずり出されるてんちょー。
 
 
下を見れば待機中のお客様が皆わろーてる。(実際は確認できません。ヘルメット被ってるし。)
 
 
いや、きっとわろーてるに違いない…
 
 
インストラクターから斜面で斜めになったマシンでそのまま斜面を登りきるコツを丁寧にレクチャーしていただき、(去年は雪が硬かったので勢いだけで真っ直ぐ登れた。)
 
 
スタックしたマシンを掘り出し一旦下に降りて再アタック。
 
 
降りるルートをインストラクターに指示され、恥ずかしさのあまり勢い良くかっこよく降りていくてんちょー。
 
 
突然視界が真横に。
 
 
ずさっ。
 
 
どてっ。
 
 
ぐしゃっ。
 
 
転倒。
 
 
てんちょー、マシンの下敷き。
 
 
身動き取れない。
 
 
右のそりが斜面に乗り上げそのまま側転。
 
 
一面真っ白で走行ラインでえぐれた脇の雪の壁が見えなかった…
 
 
今度はお客様たちがてんちょーの救出に。
 
 
2010年日光ツーリング。転倒したCBの下敷きになりお客様たちに救出されたことが脳裏に蘇る。
 
 
CB1300を愛してやまないてんちょーは実に2回もCBの下敷きになっている。
 
 
わろーてる…
 
 
今度ははっきり見えるぞっ
 
 
「てんちょーも転ぶんだぁ」
 
 
そのセリフ日光ツーリングの時にも聞いたぞっ…ちくしお…ぐすん…
 
 
掘り起こされたマシンでお客様の列の後ろに並びなおそうとUターン中スタック。
 
 
またお客様たちに救出される。
 
 
お客様たちは全て一回で斜面を駆け上がり、てんちょー二度目のアタック。
 
 
途中スタック…また…
 
 
インストラクターから「さっきよりは良いが、上半身だけでなく体全体の重心の掛け方が足りない」
 
と指摘され3回目のアタックへ。
 
 
3度目のアタックで無事駆け上りガッツポーズ。
 
 
インストラクターからも拍手とOKサインを貰い感無量。
 
 
しかしその頂上で見た物は…
 
 
スタックし身動きできなくなっているお客様たち。
 
 
「なんで…? 平面なのに」
 
 
広大な斜面を登った先はさらに積雪が深いエリアで、発進しようとするだけでスタック。
 
 
もうここからはスタック祭り。
 
 
皆で一人を助け出すと次の1人がスタック。の繰り返しでなかなか前進できず。
 
 
スタックしたマシンの救出はまさに肉体労働。
 
 
息が上がりまくりのてんちょーは、この時ばかりは愛煙家であることを後悔するばかり。
 
 
まさに心肺機能勝負。
 
 
何台か連続で引っ張り出すともうクタクタでそのまま体が丸々埋まるほどの雪に倒れこむ。
 
 
羽毛布団で寝るよりきっと気持ちいい。
 
 
しばらく無音の時間が過ぎる。
 
 
寝ちゃいそ…
 
 
 
いかん、凍死するっ
 
 
しかし、このツアーの良い所はインストラクターは手助けや救出の方法はレクチャーしてくれるものの決してマシンを再スタートできるところまで出してはくれない。(大笹牧場しか知らないので他もそうだと思いますが)
 
 
皆で力を合わせて助け合いながら先に進むのがまた楽しい。
 
 
さすがにコース途中で、あまりの積雪でインストラクターでさえ地形が読めないので危険なので引き返しましょうとの提案。
 
 
大笹牧場を見下ろせるくらいのところの広大なエリアまで降りてきて、そこからは残り時間激走激走また激走。
 
 
さっきまでは乗ってる時間よりマシンを掘り出してる時間の方が長かったんじゃないかと言う状況から一気に、
激走タイムに。
 
 
全開全開また全開。
 
 
トーシローなてんちょーには400ccの全開スピードでも十分「はえぇぇ」と感じられますが、
 
 
インストラクターの方が個人所有されているという1000cc(YZF-R1のエンジンらしい。)にも乗ってみたくなります。
 
 
フィールドが広くなったので、ライン取りにも自由度が増し、他のお客様と並んで競争状態にも。
 
 
先ほどまで散々苦労しただけに最後のこの時間の楽しさもまた倍増。
 
 
何時までもこのまま走り続けたいと思っていたのは他のお客様も同じだったようです。
 
 
車両の発着場に帰ってきたときはもうなんともいえない気分。
 
 
ヘルメットを脱ぐと中はぐっしょり。
 
 
かなり転倒したので、雪で濡れているのかと思ったら汗でした。
 
 
この爽快感はバイクでは味わえないまた違った素晴らしさ。
 
 
去年よりも格段に楽しかったので、コンディションによってずいぶん違う物だと思いました。
 
 
ご参加頂きましたお客様からも
 
「こんなに楽しい物だとは知らなかった」
 
「今年もう1度来る」
 
「てんちょー来年も来ましょう」等々
 
皆様満足していただいたので主催者としてもうれしい限りです。
 
 
また、大笹牧場のスノーモービルインストラクターの方は皆さんが素晴らしい方々です。
 
 
こんな手の掛かる我々でも常に笑顔で優しく、常に怪我をしないように配慮してくださり
何よりも楽しい時間が過ごせるように心がけている様子が伝わります。
 
 
本当にありがとうございました。また来年もお世話になろうと思います。
 
 
今日はナミキメカ担当で2日目を開催中。きっとインストラクターを手こずらせていることでしょう。
 
 
きっと今頃強烈な肉体労働と、この上も無い楽しさを味わっているに違いないことでしょう。
 

ゆぅきぃはぁふぅるぅぅ おきゃくさまはぁこないぃぃ…
 
皆様こんな天気の時はオートバイの使用は控えましょう。
 
どうしても乗らなくてはならない方は十分気をつけてください。
 
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