今回は上尾市在住のMeさんのCB1300SBです。

当店にてフルパワー加工のご依頼を頂いたのがお付き合いの始まりでした。
今回はセパレートハンドルへ変更したいと言うご相談を頂きました。
使用するのは、ヤマモトレーシングさんのSPEC-Aセパレートハンドル。
既にリリースしていたレース用の物と違いSFにもSBにもボルトオンで取り付けられるよう設計されております。
スロットルケーブルからブレーキホース、クラッチホースも純正のまま取り付けることができます。
ハンドルストッパーも付属しておりSBのカウルにもタンクにも干渉しないように緻密に設計されております。
クランプはアルミの削り出し。ハンドルパイプはスチール製で純正のインナーウエイト、バーウエイトがそのまま使用できるようにしてあります。
スイッチ用の穴開け加工もしてあります.年式によって開けなおす可能性もあるかもしれませんがまさにボルトオンセパハンです。
が!
今回のMeさんのご依頼は更にブレンボ製ブレーキマスターの交換&クラッチを軽くしたいと言う事で一応ブレンボのクラッチマスターへの交換。


一応としたのは、クラッチの切れ不良が出るケースがあり、クラッチレバー二本掛け(人差し指と中指)のMeさんですと操作性が悪くなる可能性があるので、一旦組んでみて試乗して頂きMeさんのライディングで切れ不良がひどいようならマスターは純正に戻してTSRさんのクラッチスレーヴシリンダーで軽くすると言う事で進めることにしました。
軽さで言えば
純正>TSR>ブレンボとなりますのでMeさんとしてはできる事ならブレンボ!ハンドル周りの見た目もバランスが取れて良いですしね。
更に問題はカウルとのクリアランス。
ヤマモトレーシングさん曰くあくまで純正のマスターで干渉しないように設計しているので、マスターを変更すると干渉する可能性はかなり大とのこと…
そこで、組んでみてカウルと干渉する場合は、カウルを前に出す追加工または、クランプを追加工して干渉しない位置への変更と言う事でこちらも進めることにしました。
部品が揃ったところで組みつけてみるとハンドルの絞り角によっては、干渉は最小限に抑えられました。




トップブリッジもダイノック・フィルムで整えました。
試乗して頂いたところ、クラッチの切れもレバーの位置を細かく調整しクリア!
ハンドルの絞り角もOK!と言う事で無事引渡しとなりました。
この度はありがとうございました。

また、次のカスタマイズの相談もお待ちいたしております。品名 CB1300SB/SF SPEC-A セパレートハンドル













