今回は2019年式ABS標準装備車＋ゲイルスピードType-Rとのフィッティングという事もあり苦労してます





オーリンズ製ですとサクサク行くのですが、Ｎ様はすでにリアショックがナイトロン製という事もあり当然前後で合わせたいですもんね




オーナー様の想いを最優先に頑張ります




オーナー様が自身の愛車の「CBをこんな風にしたい！」がてんちょーの原動力となりますので楽しく作業を進めます




ナイトロン製フォークも前回の装着依頼のCBはABS非装着のSTDホイールでしたのでもう少しスムーズに進んだんですけど・・・今回はちと苦労





先ずはホイールのセンター出しから取り組みますが



パルサーリングがフォークに接触します



フォークとパルサーリングにクリアランスを求めると反対側のディスクがフォークに接触します



フォークとパルサーリングに0.5ｍｍ程のクリアランスを設ければ右のディスクもフォークには接触しませんのでディスクはノーマルでも装着可能という事ですが
どうやっても左のディスクがフォークに触れます




結局ウチのオリジナルパーツ（非売品）のオフセット量を減らしたパルサーリングへ変更しフォークと右のディスクのクリアランスをギリギリ確保した上で





シム板も駆使しながらホイールカラーの選定を延々と繰り返し左のホイールカラーをツバ付きタイプにした上でシム板未使用でホイールセンター出しに成功し左右のディスクが非接触の状態にできました





ただ、左のホイールカラーをツバ付きにした結果アクスルシャフトが飛び出してしまいます



このままですと右側のアウターチューブが十分にアクスルシャフトを銜えておりませんので結局シャフトの切削加工＆オリジナルパルサーリングを使用しましたので今回はボルトオン装着とはいきませんでした




ただ、ここまでばっちりホイールセンターが出ますとウチのオリジナルキャリパーサポートも（隠れアイテムとしてブラックもあります）シム板無しでキャリパーセンターが出ますので気持ちいいです









ブレンボのアキシャル4Ｐブラックを組み込みホースの取り回しです




数ある手持ちの新品ホースでフィッティングしていきますが、どうしても１本20ｍｍ長さが足りずオーダーホースをプロトさんにお願いして作業は一旦中断です







ここで他のご依頼を進めます




既に装着されておりましたフォルスデザイン製のフェンダーレスからウチのオリジナルロングタイプのフェンダーレスキットへ変更です



Ｎ様のCBはオプションのサイドパニアステーが装着されておりますので追加工でステー取り付け部に穴をあけて装着していきます






無事装着も完了し続きの作業は明日にします






リアのキャリパーをブレンボ製へ交換、チタンウォーターパイプへの交換、リアのエンジンマウント交換等々進めていきます