本日ご紹介させていただきますのは現在作業を進めておりますU様のCB







今回の話題は当店でも初めて取り扱わせていただきましたロトボックス製カーボンホイールです




まあ、メーカー関係なくカーボンホイール自体初めて装着させていただきましたのでお約束の重量測定です



参考としまして本年6月にご依頼いただいたマルケジーニ製マグネシゥムホイールのデーターも再度掲載します



STDの重量も見たい方は2024年6月6日の記事をご参照ください



まあ、測定にはヘルスメーターを使用しており、リアはマルケはディスク無し、今回のロトボックスはディスク有り、と条件も異なりますのであくまで参考程度にご覧ください




先ずはフロント




マルケ＋ブリヂストンS23(120/70ZR17)＋サンスターディスクで10.7Kg











続いてロトボックス



ロトボックス＋ミシュランパワーカップ2(120/70ZR17)＋ブレンボディスクで10.0Kg









フロントで0.7Kgロトボックスの方が軽いです




そしてリアホイール



マルケ＋ブリヂストンS23(190/50ZR17)＋サンスタースプロケット（530-40Ｔ）で12.5Kg











ロトボックス＋ミシュランパワーカップ2(190/55ZR17)＋サンスタースプロケット（525-40Ｔ）＋サンスター小径ディスクで11.5Kg










リアで1Kg＋α（ディスク分）ロトボックスの方が軽いです



前後で少なくともマグネシウムホイールよりは2Kg以上は軽いのではないでしょうか



軽さもさることながらセミオーダーシステムから生み出される多彩なデザインバリエーションもまた魅力です



ロトボックスのホームページ上のシュミレーターを操作しながらデザイン最終案が決まるまでＵ様と優に1時間以上は打ち合わせしました



特に特徴的な半分はカーボン素材をそのままで半分を白くペイントすることに関しまして意見を求められた際には本音で話すてんちょーなので正直プチ反対しました



当然オーナー様のご意思が最終決定となりますので半分塗分けバージョンとなりました



正直



実物を車体に組み込んでじっくり見ているとこれはアリだと考え直しました





意見は様々あるかと思いますが





てんちょーは超絶アリだと思いました






カッチョええです



何より世界はともかく日本国内ではおそらく唯一無二のホイールではないかと勝手に思っております

本日は県内よりお越しのK様



2014年に当店で新車をご購入いただきました






もうベテランライダー様ですが・・・



サイドスタンドの掛け方が甘かったらしく停車して降車後に・・・




バタン・・・




10年目にして初めての転倒です




弘法も筆の誤りです




タチゴケですので大きな破損はありませんでしたが




曲がってしまったクラッチレバーと破損してしまったウインカーの交換です




作業前にエンジンガードのご相談を頂きましたのでバンパータイプやスライダータイプなどの解説をさせていただきましたところ




モリワキ製のスキッドパッド装着の追加オーダーを頂きました




ミラーをハンドルバーへ移設した他は完全ノーマルCBでしたが




10年目にして2度目のカスタマイズです



エンジンケースカバーが割れてしまうと走行不可となりますので万が一に備えて



転ばぬ先の杖です




店内に新品と中古とそれぞれ在庫しておりましたが、中古が美品であったこともあり今回は中古を安価にて装着させていただきました







何もかもCBの部品が全て揃っている訳ではございませんので常に即対応が可能という事もございませんが今回はうまくいってK様にも喜んでいただけました




転倒由来のご依頼は無いに越したことはございませんが起きてしまったのであれば全力でフォローします！

昨日から進めておりますU様のCBを進めました






本来であればもう少し進めたかったのですが、まあカスタムアルアルの問題発生もあり今日はここまでですかね



メインシャフトにはまるクラッチアウターガイドがはまりません





アウターガイドの内径を0.03ｍｍ広げてから再チャレンジです






装着されておりましたドリームクラフト製スリッパークラッチが破損しております




ドリームクラフト製スリッパークラッチ（現在は廃盤）は初期不良から対策した2型、更にに対策を重ねた3型までありますが、初期型の物でした




修理（対策）で行けるか検討しましたがダメージが大きく今回は信頼の純正パーツを多用したガレージ414製のアシストスリッパークラッチへ差し替えることとなりました





ウイリー製スイングアーム用にワンオフ加工されていたキャリパーサポートがアクティブ製スイングアームにはまりません






位置決め用ブロックを削って再チャレンジです








サイレンサーは原田消音器製ダブルエンドからノジマ製ロックオンへ






ここは特に問題なく差し替え完了




てんちょー的には原田消音器製はチョー好みなのでそのままでも良いのにと思いましたが、U様が打ち合わせのためご来店時にCBレーサー1号機　54号車のサイレンサーを見て一目惚れされて交換依頼となりました





そもそもＵ様のCBに取りつけられておりましたエキパイはストライカー製の4-1ルックスの4-2-1タイプ



実はCBレーサー1号機　54号車も同じくストライカー製の同タイプのレース用マフラーのエキパイですのでほぼ同ルックスとなりました



CBレーサーはエンブレ特性を変えるためエキパイを追加工しておりますのでサイレンサーエンドの位置は若干違いますがＵ様のCBも同じメーカー様同士の組み合わせとなりました




U様に外した入手困難なハラショー譲ってもらえないか相談しようかと画策ちう・・・




サーキット走行がメイン用途のCBになる予定なので6速ミッションもドリームクラフト製（現在は廃盤）ではなくヤマモトレーシング製の6速クロスとしました




ちなみにCBレーサー2号機　3号車と同じミッションです






主戦場は十勝スピードウェイですので完成しますと北海道へ旅立つ予定です




明日はこれまたアルアルの破断しちゃう初期型イグニッションコイルステーを強化型にして車体に戻して






フレームに補強を施した結果これまでの装着方法では装着できないビッグラジエーターの取り付け方法の検証作業です




いろいろ困難があっても、それでもカスタムはたのちぃので楽しく進行ちう・・・